長女の卒業式

お世話になります。近江八幡で注文住宅なら住宅工房ライブスの平井です。

卒業式の縮小

コロナウィルス感染拡大の影響で、すべてのイベントが中止・縮小を余儀なくされる状況で、悲しい思いを持ちつつ、いつも通りの生活もままならない日々です。そんな中、卒業式をひかえた長女の学校も休校になり、学校関係の催しもすべて中止になりました。前代未聞のこの事態に、子供たちや担任の先生はあまりに急な出来事に涙したとのことです。
唯一、卒業式だけは規模を縮小して開催されることになりました。このままでは悲しい思い出だけの卒業式になってしまい、子供たちがあまりにも可哀そうだと感じました

今年しかできない卒業式を

なんとかしてやれないかといろいろと考えた結果、この状況を逆転の発想で、『今しかできない卒業式』をしてあげたいと思いました。特別な式にしてみせる！ということで、PTA代表の祝辞も取りやめになったのですが、一保護者として今の気持ちを伝えたいと先生方に相談しました。保護者全員の合唱と、小学校生活の思い出のスライドショー・式の途中で保護者と卒業生が握手をして『ありがとう』を全力で伝えるprojectを提案し、全行程を了承していただきました。

逆転の発想で

大変急な提案だったのですが、保護者の方々の協力も得て、当日を迎えることができました。
保護者の練習は1回限りでしたが『みんなで最高の卒業式にしましょう』と、心が一つになり卒業式が始まりました。体育館にいよいよ卒業生入場。校長先生の挨拶から始まり、授与式・卒業生合唱・職員合唱、本来ならばこれで終わるはずでしたが、続きまして、保護者代表お祝いの言葉。子を思う、親の心境を伝え、合唱・スライドショーからの『ありがとう』project。保護者をはじめ先生方、大人たちがとても良い顔でした。その一瞬の出来事は子供だけじゃなく大人の目にも花が咲き、思い出の卒業式が出来ました。

たくさんの人が『こんな素敵な卒業式は見たことがない』と言って下さり感謝しかないです。会場全体が笑顔に包まれた最高の卒業式が無事に終了し、本当に良かったと思います。

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