災害がおこったらどうすれば
お世話になります。
近江八幡で注文住宅なら住宅工房ライブスの平井です。
気持ちの良い季節はあっという間に終わり、だんだんと寒くなってきておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
先日、長女の運動会がありました。そこで運動会あるあるをひとつ。
子供と同じぐらい張り切ってしまう親。お弁当作りに、場所取り、良いシャッターチャンスをと、走り回る親。これほど楽しみな事はないですよね~。
子供達の一年に一度のビッグイベントですが、親の方が楽しみにしているかも・・・♡
さて近年、地震や台風、竜巻、ゲリラ豪雨と災害が頻繁におこっています。そんな災害がおこったときにどこまで対応できるかが、今後の住宅に求められる要素の一つになるのではないでしょうか。
今回は、その中でも記憶に新しい河川氾濫による災害に注目したいと思います。
9月10日。台風が温帯低気圧に変化した影響で記録的な豪雨で、鬼怒川が増水。
これにより、一帯が冠水し多数の家屋に浸水被害が出てしまいました。
水のうの作り方
万が一、皆さんのお宅で浸水の恐れがあるときは、段ボール箱に、水で満たした45リットル用のゴミ袋を詰めて重しにすることで、「簡易水のう」が作れます。
玄関の前に並べたりすれば、土のうの代わりになります。
浸水しない工夫
下水道管から逆流した汚水がキッチンやトイレお風呂等の排水口から溢れることもあるので、簡易水のうを重しにして、各排水口をふさいでおく必要があります。
弊社の新築では、玄関を基礎上に上げてあるので浸水しにくい構造にしてありますし、
また仮に床下浸水したとしても、標準装備にしている換気装置を使って、その時だけ床下を集中的に換気し、早期に乾かす事が可能です。
こうした一つ一つの災害に、如何に対応できるかが今後の課題です。
建築家の責任
家そのものが、快適空間であると同時に、シェルターとしての役目をどれだけ果たせるかを、これからも追求していきます。
それが建築家である私の責任です。