夏の家・暑さ対策
お世話になります。
近江八幡で注文住宅なら住宅工房ライブスの平井です。
毎日暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?
年々暑くなる夏
これから気をつけて頂きたいのが熱中症ですね。昨年夏、熱中症の救急搬送人員が、なんと43864人だったそうです。そのうち73人もの人が亡くなっておられます。
熱中症は適切な予防をすれば防ぐことができます。そして熱中症になった場合も適切な応急処置により救命することができます。1人1人が周囲の人にも気を配り、予防を呼びかけあって楽しい夏にしましょうね!さて今回は、夏の日射と家に関する事をお話します。
住宅の暑さの訳
私の知り合いの方で、夏涼しいですよ!と言われて高気密・高断熱の家の新築注文住宅を建てたが、涼しくない!逆に暑い!と怒っている人がいました。
単に断熱不足もあると思いますが、窓の位置・高さにも大きな問題があります。
何といっても夏の日差しは強烈です。
直射日光が当たっている全てのものが蓄熱し、真夏にもかかわらず放熱による暖房状態になってしまいます。特に高気密・高断熱の新築住宅に日射をいれてしまうと暑い家になってしまいます。
しかし、冬場は出来るだけ日射を取得したい、それならどうしたらいいのか?
住宅の暑さ対策のポイント。
私の自宅にはすごくたくさんの窓があります。
その窓を、そして家全体を日射遮蔽しなくてはいけません。そうすることでより効果的に家を熱から守ることが出来ます。
マンションに住んでおられる方は、ベランダを丸ごと日射遮蔽することでかなりの効果を発揮します。
なぜならベランダに蓄熱された熱は夕方ごろからじわじわ放熱され、寝苦しい夜になってしまいます。
一戸建てでも、建物以外に工夫で涼しく過ごすことができます。例えば、落葉樹で木陰を利用して建物や敷地内を日射遮蔽します。そうすることで地面やウッドデッキ、バルコニーなどからの輻射熱を防ぎます。
その他に建物の周りを植栽する。芝を張ったり花を植えたりすることで地面の露出部分やコンクリート面を少なくすることです。
コンクリート、アスファルトの表面は70℃~75℃にもなることがあるので打ち水も同様の効果が期待できますが実際は一瞬だけ。
対して植物は水分を蒸発させることで表面温度を30℃台に保っているようです。
効果は、すぐに肌で感じることが出来ますよ。